先日、富士見パノラマリゾートで下りを楽しん際、ブレーキの利きが非常に悪かったのでパッドの交換を決意しました。私のオールマウンテンは2013年製のレメディ8(トレック)なので、購入から7年交換なしでいけたと考えると非常にもちは良かったと思います。
MTBに乗る機会が少ないだけかもしれませんが・・・
さて交換作業にはいりましょう!
ブレーキパッドを準備
自分の持っている自転車のブレーキキャリパーに合わせたブレーキパッドを選びましょう!パッドを買う前に自分のブレーキキャリパーのメーカーやグレードを確認することが失敗をなくすための近道です。
確認を怠ると私のように店員さんに迷惑を掛ける買い物となってしまいますよ・・・
私のレメディは変速機がXTRグレードでブレーキキャリパーがSLXグレードになっていますが、変速機がXTRだったため、ブレーキキャリパーもXTRと勘違いをして確認もなく買ってしまった結果、店員さんの無駄仕事を増やしてしまいました。
メーカーが同じでもグレード毎仕様が違うことは良くあるので、買う前の確認は本当に大切だと思います。
古いブレーキパッドを外す
交換したいキャリパーのタイヤを外し、自転車を逆さまに置くと作業がしやすと思います。
次に交換したいブレーキパッドを外すため割ピンを抜きます。割ピンは抜け防止のため曲がっていることが多いので、プライヤーで曲がりを修正します。その後、写真の部分をプライヤーで掴んで引っ張れば割ピンは抜けます。
割ピンが抜けるとそのままブレーキパッド全体を抜くことができます。
外した部品は何?
ブレーキパッドを外すと、割ピンを含めて部品が4つ出てきます。
1つ謎の部品が出てくると思いますが、これはローターに押し付けたブレーキパッドの戻りを補助する部品です。予備で買ったブレーキパッドにセットで付いていれば捨ててしまって問題ありませんが、もしない場合は再利用となるため、無くさないよう注意が必要です。
ちなみにブレーキパッドは思った通り大分減ってました。
車もそうですが、ブレーキパッドには使用推奨範囲(車は法律)が定められているため、まだローターに押し付ける部分が残っているからと交換を怠っているとローターの摩耗や速度調整に影響が出てくるため、ケチらず交換が良いと思います。
新しいブレーキパッドのつけ方
写真のようにブレーキパッドを金属に取り付け、外したところから差し込めば取り付けはほぼ完了です。各部品の穴の位置を合わせ、最後に割ピンを差し込み、プライヤーで伸ばした部分を曲げ直せば交換作業は完了です!
注意点!
機械式のブレーキキャリパーはワイヤーでピストンを引いているため必要ない作業ですが、油圧式のブレーキキャリパーは、ブレーキパッドを取った時にオイルの圧力でピストンが自然に出てきてしまうため、マイナスドライバーやヘラを間に入れ、ピストンを戻し隙間を広げてあげる必要があります。ブレーキパッドが出ているとローターが入らず、ホイールを装着できない事態に陥るかと思います。
いかがでしたでしょうか?簡単でしたよね!?
ブレーキパッドの交換は1か所1000円程度の工賃と安めの作業ではありますが、前後で2000円掛かることを思えば自分で交換して、他のパーツ代に足してみてはどうでしょうか
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